ASEEDONCLOUDの襟無しシャツ。


ASEEDONCLOUDから、シャツが入荷しました。
色は白と緑があります。

この絵のセットアップのような緑です。
今回のコレクションは、裕福な家に生まれた一人の少女が執事やメイドを引き連れて行く、ハイキングの道中でのお話です。
普段通りの姿、スタイルでハイキングに出かけてしまう主人公に、それぞれの役割を持つメイドや執事が重装備でついていく、少し滑稽なハイキングです。
その舞台となる山の、木に生い茂る葉を連想してしまうような緑です。
きれい。美しい。優しい。鮮やか。深い。吸い込まれる。力強い。上品。
なんと形容したらいいのか分かりません。
見る人によっても、きっと変わるのだろうと思います。
自分の実家は、山に囲まれています。
暖かくなってくると、その山々は緑で埋め尽くされます。
それを言葉で表現するのは難しく、その感覚に似ていますし、明るいところで見るのと、暗いところで見るのとでは少し印象が変わります。
ただ、良い色だと思ったので
是非実物を手に取って見ていただきたいと思います。

そもそも、ASEEDONCLOUDの洋服は
19世紀後期~20世紀初頭の写真に見られるような、古い作業着の美しさを生かしながら、その美しさの裏にあるアイデンティティーに、デザイナーである玉井健太郎のウイットとユーモアを織り交ぜてデザインされています。
素材は天然素材に拘ったものを使用しており、時には時代観のあるものを、また時にアンティークから再現したものを使用しています。
そしてコンセプトとして、毎シーズン様々な職業のライフスタイルからインスピレーションを得て、その生活の姿を背景にしてデザインに込めています。
新品の洋服ですが、どことなく、着古してあるような感じがします。
でも、ナチュラル、オーガニックというくくりのものとはひと味違います。
そして、二年後、三年後も着ていたくなるような魅力があると思います。
白シャツも素敵です。
mizuno