今回は、お店の什器等で使用しているイスやテーブルの紹介をしたいと思います。
ミーティング等、閉店後の話し合いはたいていの場合、中央のテーブルで行います。
その際は、テーブルの上は全て片付けて、回りにはいろいろなイスが取り囲んでいます。
それは、まるで食卓を囲むような光景です。
イベントや展示会の時はこのような感じですし
普段は小物等が並んでいます。
それが、こんなにすっきりします。
ちなみにこのテーブルは、イギリスのアンティークでセンターにエクステンション(追加の天板)が加わり、ひとまわり大きなテーブルにもなります。
イギリス等、欧米のテーブルではこのようなディテールはかなり良く見かけます。家族が増えたり、お客さんが来た時に利用し、何十年も同じ物を使い続けていくことが、想定されている物作りを感じられます。
このベンチは、年代が古いアンティークではありませんが、以前の”store in story”時代からの物で、僕達にとってはとても想い入れのある物となっています。
前のお店同様、普段は店先のベンチになっています。
こちらは1950年代のアメリカの物です。折畳式になっていて、使わない時は収納しておく事ができます。現在はパイプイスになっていて、体育館での集会等で使うアレですね。
この小ぶりのイスは、昭和中期の学校等で使われていたい日本のイスです。
背もたれや座面が低くなっているので、子供用だと思います。(ミーティングでこのイスに当たると結構書きにくくて大変です。。。)
こちらも50年代から60年代あたりのアメリカの折畳です。上の物に比べるとかなり小ぶりなんですが、インテリアやガーデニングにはもってこいのサイズで人気者です。
そして、このごっつい子が、最近仲間入りしたインダストリアルなイスです。
足下には、テーブルと同じタイプのキャスターがついていて、おそらく病院等で使われていた物だと思います。今は店内でトルソーの男の人が座っています。
古い家具は、とても暖かみがあり独特な良さがあります。そしてなによりこの場所にこうして集っている事自体が、とっても奇跡的な事だと思います。
ひとつひとつが、違う時代に生まれ、様々な国でずっと人の体を支えたり、物を置く場所として存在し、そして次に大切にしてくれる人の所へ渡り、その繰り返しがあってこそ今ここに集まっているのだと思います。
僕たちのもとを離れて行った、服やくつやカバンや小物たちも、ずっとずっと大切にしてもらえたらとても幸せだと思います。
そして、そういう気持ちになってもらえるような素敵な商品を、これからも集めて行きたいと思っています。