アウトドアの服には、とても機能的な素材や生地が使われています。
今回はその中でも代表的なものを、古着のマウンテンパーカーを使って紹介します。
80年代「THE NORTH FACE」のマウンテンパーカー
タグにも書いてある通り、「GORE-TEX(ゴアテックス)」が使用されています。
GORE-TEXは膜状の素材で、服の表地と裏地の間に挟まれています。
1969年にロバート・ゴア博士が開発した素材で、水滴は通さず水蒸気の粒は通すことができる穴が無数に開けられています。それにより、防水性が高く、湿気を服の外に逃がすことができます。
どんな状況でも心地よい着心地を維持してくれるのです。
続いて、
80年代「L.L.Bean」のマウンテンパーカー
「60/40(ロクヨン)クロス」という生地が使われています。
コットンが60%、ナイロンが40%という割合で作られた生地の呼び名です。
「アーサー・カーン社」が1960年代に開発した生地で、マウンテンパーカーによく使われています。ナイロンより摩擦に強く、コットンより通気性が良いのが特徴です。
マウンテンパーカーは機能的に優れているのが魅力で、形も良いので、アウトドアスタイルに興味のある人から、しっかりとしたアウターを探しているという人まで、幅広く喜んでもらえる洋服だと思います。
店内の古着も秋冬ものがかなり揃ってきたので、ぜひ遊びに来てください。